論文が審査員に却下されたとき、どうしますか?

オーストラリア国立大学(ANU)のインガー・ミューバーン教授のコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。今回は、審査員に論文を却下された学生からの助けを求めるメッセージを受信されたようです。さて、ミューバーン教授からこの学生に向けた返信メッセージはどのようなものだったのでしょうか。 『Thesis…

アカデミックなゴシップは学術界を生き抜く処世術?<後編>

オーストラリア国立大学(のインガー・ミューバーン教授のコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。ミューバーン教授が、学術界でのゴシップについて考察した記事を2回に分けてお届け。ゴシップの社会的・集団的意義や学術界におけるゴシップについて解説した前編に続き、後編では、非定型発達の人々にとってのゴシップや様々なタイプの語りとゴシップについて考察します。…

アカデミックなゴシップは学術界を生き抜く処世術?<前編>

オーストラリア国立大学(ANU)のインガー・ミューバーン教授のコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。ミューバーン教授が、学術界におけるゴシップについて考察した記事を、2回に分けてお届けします。前編は、ゴシップの社会的・集団的意義や学術界におけるゴシップについてです。 大学コミュニティーが絶対的に、完全に、悲劇的にゴシップ中毒であるということは、ほとんど知られていない真実です。…

博士号はキャリアにおける最高の資産だ

オーストラリア国立大学(ANU)のインガー・ミューバーン教授のコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。今回は、オックスフォード大学で社会法学の博士論文を提出したオウェイン・ジョンストン(Owain Johnstone)が、社会に売り込める博士号取得者の有するスキルについて書いたコラムを紹介します。 この投稿はオウェイン・ジョンストン(Owain…

フィードバックがつらい理由

オーストラリア国立大学(ANU)のインガー・ミューバーン教授のコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。今回は、研究者であれば避けて通ることのできない「フィードバック」について。教授陣に酷評された傷がまだ癒えない博士学生に向けて先輩研究者が書いてくれた手紙をご紹介します。 この記事は、博士審査の研究発表で酷評された直後で、傷がまだ癒えていないPhD学生に宛て、ANUの経験豊富な研究者が書いた手紙です。…

博士論文提出を成功させる9の秘訣

オーストラリア国立大学(ANU)のインガー・ミューバーン教授のコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。今回は、論文提出をスムーズに進めるための、9つの秘訣を解説するジュヌヴィエーヴ・シンプソンによる記事を紹介します。 博士論文の提出を控える皆様に、ジュヌヴィエーヴが、そのプロセスをスムーズに進めるための素晴らしいポイントを教えてくれます。 2016年、ジュヌヴィエーヴ・シンプソン(Genevieve Simpson…

学術ソーシャルメディアの「クソ化」

オーストラリア国立大学(ANU)のインガー・ミューバーン教授のコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。今回の記事では、研究プロモーションなどに有効なツールとして考えられてきたソーシャルメディア(SNS)について、教授の2023年7月時点での考えを紹介します。 もし私が今日(2023年7月10日)、「研究室の荒波にもまれて(The Thesis Whisperer)」を始めていたら、誰も私のことを知ることはなかったでしょう。…

博士課程のニューロダイバーシティ(発達障害)

(訳者注:本記事のテーマである「ニューロダイバーシティ」は日本語では一般的に「発達障害」と呼ばれる脳機能の特性を表す語ですが、筆者の「障がい」ではなく「特性」であるという考えを尊重し、以降、「ニューロダイバーシティ」と表記しています。一目で内容を分かりやすくするためタイトルに「発達障害」という表現を使用していますが、何卒ご容赦ください。)…

翻訳自動化 -AIが翻訳にもたらす変化

近年の翻訳の自動化には目を見張るものがあります。IT技術が進歩し、言語の域にまで進出してきたことによって、高効率・低コスト・高品質な翻訳が提供されるようになってきました。さらなるAI(人工知能)の導入が見込まれる現在、翻訳の自動化がもたらすメリット、自動化を可能にする技術について見てみます。 ■ 翻訳自動化とは? 翻訳自動化…

翻訳学と 脳科学

バイリンガルな人が翻訳もできるとは限りません。また、言語が得意な人はたくさんいますが、すべての人が優秀な翻訳者になれるとも言えません。言語を話すことと翻訳すること――人間の頭の中のプロセスに何か違いがあるのでしょうか。何が翻訳を可能にしているのか?不思議です。 そして、人間の脳の学習処理を模したニューラル機械翻訳(NMT)。実務翻訳において、翻訳支援ツール(CATツール)や機械翻訳(Machine Translation;…
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