ハイフン

ハイフンには主な用法が2つあります。ここでは、まずそれら2つの用法を個別に扱い、次に特殊な用法をいくつか示し、最後によく見られる誤用例を取り上げます。 1. 接頭辞との併用…

セミコロン

コンマとピリオドと同様、セミコロンの主な役割は文章と文章の間に「距離」を置くことです。文法の面からは2通りの使い方が挙げられます。 1. 文章の区切り…

コンマ

ここではコンマの主な用法を扱います。 1. 序論 コンマの持つ意味はピリオドやセミコロンと似ており、その基本的な役割は文章と文章の間に「距離」を置くことです 。コンマによって文中に間隔が生じることにより、その前後の文章が切り離され、それぞれの部分がある程度独立した意味を持つようになります。以下でこうしたコンマの役割について、いくつかの具体例を挙げて考察します。 2. 「, 」というパターン 従属節が独立節に先行する場合にはその間にコンマが必要です 。 (1) If…

コロン

1. 正しい用法 コロンは、文法的にはピリオドと同様に文の終わりを表す役割を果たしますが、その意味はピリオドと異なり、前の文と後の文との特別な関係を示します。つまり、: という形の構文において、とに挟まれる「:」が示すのは、「という文の役割はの内容を導入し、目立たせること」だという意味です。そうしたコロンの典型的な用法を以下に示します。 We need the following ingredients: flour, eggs, milk,…

「インパクト・ファクター」の基礎知識まとめ

インパクトファクター どのジャーナルに投稿しようか?」ということを、インターネットで調べ始めると必ず目に留まるのが、「インパクト・ファクター(Impact Factor: IF)」という言葉です。インパクト・ファクターとは、「文献引用影響率」とも呼ばれるように、ジャーナル(学術雑誌)の影響力を、引用される頻度で測る指標です。 今回は、「インパクト・ファクター」を取り巻く世界をご紹介したいと思います。 トムソン・ロイター社 (Thomson…

思わぬところに見られる「利益相反」

一研究者として何よりも大切なことの1つとして、客観性の高い研究を行うことがあげられます。そのためにも、自分の研究方法や分析方法に影響を与えかねない要素には、常日頃から注意を払う必要があります。この「自分の研究に何らかの影響を与えかねない要素」のことを、英語ではよく「conflicts of…

国際ジャーナルと国内ジャーナル

「国際ジャーナルと国内ジャーナルの違いは?」と聞くと、多くの人が「国際ジャーナルは英語の論文が掲載されており、国際的に認められている。対して国内ジャーナルは日本語の論文が掲載されており、国際的にはあまり知られていない。国際ジャーナルのほうが国内ジャーナルよりも名声が高い」と答えます。本当でしょうか?ここで、この2種類のジャーナルの違いについて考えてみましょう。…
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