2020年5月26日、研究支援エナゴは山梨大学と共同で、医師および研究者の皆様に向けて、トップジャーナルにふさわしい論文執筆のノウハウをお伝えするオンラインセミナー(英語)を開催いたしました。このたび本セミナーの録画版を公開いたします。
論文に説得力を持たせるには、必要かつ十分な情報を網羅し適切な順序で記載しなければなりません。また、得られたデータを系統立てて整理し、複数の図表と合わせて効果的に示す必要がありますが、これらの作業にはある種の戦略が必要です。本セミナーでは、科学論文・医学論文をブラッシュアップさせる実践的な方法についてご紹介いたします。
今回のセミナーで解説するポイント:
- 医薬バイオ分野における論文発表・出版の概要
- 論文の構造とその組み立て方
- 参考文献の検索および管理方法
- データの効果的な示し方
- 投稿規程の順守:リジェクトを回避するために
また、本セミナーに先立ち、国際的な医学雑誌で論文を発表したいと考えている臨床医向けに、一流の医学雑誌にて論文発表するプロセスについてお伝えするセミナーも開催いたしました。こちらも録画版を公開しておりますので、ぜひご覧ください。
講師プロフィール
- 医学研究者として数々の賞を受賞。Annals of Neurologyをはじめとする医薬・バイオ分野のトップジャーナルに80報以上の論文を発表。
- 発表論文の引用数は3700件を超え、また20以上のグラントを獲得。
- 遺伝学および薬理ゲノム学の国際的なプログラムを主催。ハーバード大学医学部にてポスドクおよび講師をへて、米国バイオテクノロジー企業Sanofi Genzymeおよびハーバード大学医学部のBrigham and Women’s Hospitalに勤務。
- これまでに招待講演者として188の学術会議に参加。41誌におよぶ国際ジャーナルの査読を担当。数々のセミナーの議長を務めた経験も持つ。