ハゲタカジャーナルに引っかからない秘訣

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「Perish or Publish」と言われるように、研究者の業績は論文発表の実績で判断されるといっても過言ではありません。近年、インパクトファクターの高いジャーナルを目指す傾向がさらに強まり、研究者にのしかかるプレッシャーも増大しています。

このような状況に付け込んで、ハゲタカ出版社と呼ばれる一部の悪徳出版社は、研究者の業績をお金で売るという不道徳な行為を行っており、ここ数年の間にいわゆるハゲタカジャーナルの犠牲となる研究者の数は増加の一途をたどっています。ハゲタカジャーナルには正式な編集部もなければ、論文の内容を精査する査読のプロセスもなく、掲載料さえ払えば誰でも論文を掲載することができます。もちろんその様なジャーナルに掲載したところで、研究者としての実績作りに貢献することなどありません。ハゲタカジャーナルの巧妙な「罠」に引っかからないよう、研究者はその実態を知り、注意深く論文の投稿先ジャーナルを選択する必要があります。

そこでエナゴでは先の3月に、「ハゲタカジャーナルに引っかからない秘訣」をテーマに、Cabells社と共同でオンラインセミナーを開催いたしました。Cabells社は世界中の研究機関や大学に学術雑誌の最新情報を発信している企業です。セミナーではハゲタカ出版の実態と、ハゲタカジャーナルを見分けるための実践的なアドバイスをご紹介しました。

セミナーでの解説ポイント:

  • ハゲタカ出版の実態とは
  • ハゲタカ出版社/ハゲタカジャーナルの見分け方
  • ハゲタカジャーナルを回避する方法
  • ハゲタカ出版社/ハゲタカジャーナルの対処法
  • ハゲタカ出版の問題点とそれへの対処法(Cabells社より)

Cabells (https://www2.cabells.com/)について

1978年にビジネス・経営分野の優良な学術雑誌を紹介する事業を開始。幅広い分野のジャーナルについて優良誌(Whitelist)と要注意誌(Blacklist)を分析するシステムを構築し、研究者のニーズに合った投稿先ジャーナルを検索するためのソフトウェアを開発。大学院生やポスドクをはじめ大学教授や主任研究員(PI)にいたるまで、あらゆる研究者の活動をサポートするサービスを世界中に提供している。

講演者について

前田英紀 教授

大阪大学大学院薬学研究科応用薬学専攻修士課程終了、慶應義塾大学大学院薬学研究科薬科学専攻博士課程修了。現在、明治薬科大学臨床薬学部門レギュラトリーサイエンス研究室教授。

25年以上にわたり医薬品開発、レギュラトリーサイエンス、製造販売後臨床活動などの業務、薬学研究に従事。慶應義塾大学薬学部非常勤講師、抗腫瘍性腫瘍薬開発フォーラム幹事、DIA(Drug Information Association)の日本諮問委員会諮問委員も務める。アステラス製薬メディカルアフェアーズ部長、日本製薬工業協会医薬品評価委員を歴任した。International Journal of Clinical Oncology、Annals of Oncology、The Journal of Clinical Pharmacologyなど著名なジャーナルに多くの論文を発表している。

ご参加の皆様に、もれなく特典をさしあげます!

無料オンラインセミナーにご参加いただくだけで、英文校正、翻訳、投稿先のジャーナル選択など研究者の皆様をサポートする様々なサービスを5%引きにてご利用いただけます。詳しくは無料オンラインセミナー後にお送りするメールをご覧ください。

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